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副作用が心配!妊娠中でも花粉症の薬を使っていいの?

妊娠中は薬を飲んではいけないという印象を持っている方も多いでしょう。
しかし、妊娠が判明してから出産までの約8ヶ月もの間、全く薬を飲まないというもの難しいものです。
特に、日本人の約3人に1人は花粉症と言われており、妊婦さんでも花粉症で苦しんでいる方は多いはずです。
妊娠中の服薬は胎児への影響や副作用が心配で飲みたくないという母親も多いです。

自己判断で花粉症の薬を使用するのはやめましょう。
妊娠は病気ではありませんが、薬を服用する時は、必ず医師の指示を仰ぐようにしましょう。
特に妊娠初期は「絶対過渡期」と言われており、胎児が薬の影響を受けやすいとされているため、内服薬の使用は極力控えた方がいいと言えます。

多くの花粉症のが抗ヒスタミン薬といって、アレルギー症状の原因であるヒスタミンの動きを阻止することで、アレルギー症状を抑えるものです。
この抗ヒスタミン薬は、胎児への安全性が証明されていないので、基本的に妊娠中の母親への使用はおすすめできません。

では、妊娠中はずっと花粉症の薬を飲んではいけないかと言うと、そういう訳でもありません。
妊娠4ヶ月を過ぎる妊娠中期以降は、症状が酷ければ薬が処方されることがあります。
この頃には、胎児の神経や臓器などが出来上がってくるため、薬による胎児への影響は妊娠初期と比べるとぐっと少なくなってくるからです。

胎児への影響が少なくなっても、当然母親の方に副作用がでることはあります。
花粉症の薬の副作用で代表的なもので眠気があります。
妊娠中であってもなくても、薬を飲んでいるときは強い眠気に襲われる可能性がありますので、車の運転は控えるなど、安全に配慮した生活をしましょう。

また、妊娠中は点鼻薬が点眼薬が処方されることもあります。
点鼻薬や点眼薬は、ピンポイントで作用するため、胎児への影響が少ないとされており、妊娠初期でも使える場合がありますので、症状が酷い時は医師に相談することをおすすめします。

妊婦さんはどのような花粉症対策がいい?

まずは、花粉に極力触れない生活を送ることが重要です。
花粉アレルギーの症状が強く出る時期は、不急不要の外出は控えた方が無難ですが、お仕事などでそうもいかない方も多くいらっしゃるでしょう。
外出時は、マスクやメガネをして花粉をブロックすることが重要です。

外出先から帰ったら、コートや帽子などは玄関の前で脱いで花粉を払ってから家の中に入りましょう。
これで、家の中に極力花粉を持ち込まずに済みます。
手洗いやうがいで花粉を洗い流すことも大切です。
妊婦さんには花粉以外の菌やウイルス、病気の予防にも、手洗いうがいはおすすめです。

洗濯物も、花粉症の症状がひどい時期には部屋干しすることをおすすめします。
外干しの方がカラッと乾いて気持ちがいいですが、干した洗濯物にも花粉が付着してしまい、アレルギー症状を強めてしまいます。

また、最近では花粉やPM2.5を除去してくれる高機能の空気清浄器がありますので、室内の空気をきれいにしておくことも大切です。
花粉は乾燥した空気の中で飛散しやすいので、加湿器と空気清浄器の機能を兼ね備えたものを使用すれば、室内での花粉対策に一役買ってくれます。

花粉に極力触れない生活をすることも重要ですが、花粉症の症状を改善する食生活を送ることも重要です。
まず、花粉症には発酵食品が良いと言われています。
発酵食品にはヨーグルト、納豆や味噌、チーズ、キムチなどがあります。
発酵食品には、腸の調子を整える効果があります。
腸には免疫の細胞がたくさんあるため、腸の環境を整えることで免疫力を保つことができ、アレルギーの症状を抑える効果があると考えられています。

食生活を見直すことは、妊娠中だけではなく、今後の花粉症対策にもつながります。
出産後も母乳育児をする方は、薬の服用には慎重になりますので、この機会に少しでも花粉に強い体作りを意識してみるものいいかもしれません。